デジタルドアロック ID-502
カードと暗証番号で解錠できるオートロック。非常キー標準装備で、もしもの時は鍵で解錠。
ID-502は決して最新・斬新なデザインではありませんが、他の電池錠に無い機能を搭載したオートロックシステムです。
3種類の解錠方法で便利かつ安心
カードと暗証番号で簡単解錠、緊急時や電池切れの際は、非常キー(標準装備)でも解錠が可能です。カード自動認識機能により、カード感知部にカードをかざすだけで解錠します。(注1)
また、高温検知警報機能により、火災が疑われるほどの高い温度(室内側が60℃±5℃)になると警告音を発し、施錠状態を自動的に解錠します。
(注1)Mifareカードのみの機能になります。NFCカードの場合はテンキーの※を押してからカード感知部にカードをかざすと解錠します。カードにより読み取り感度に個体差が生じます。
ドアの形状に合わせて選べる室内機
日本の扉の形状は様々で、装飾が付いていて取り付けが出来なかったり、ガラスが入っているためスペースが狭い場合があります。
室外側リーダーはコンパクトなデザインでも、室内機は電池を入れるスペースを確保するために大きくなってしまいます。
ID-502は様々な扉に設置できるよう、室内機を縦型と横型で選択できるようにしました。ご注文いただく際に選択してください。
LEDライト付きの大型テンキー
暗証番号を入力するテンキー部分ですが、最近はタッチパネル式が主流になっています。
タッチパネルはデザイン性に優れているのですが、「番号を押し間違えた。」「番号が見えにくい。」「番号をもっと大きくして欲しい。」とのご希望も多く聞かれます。
ID-502は操作性を重視し、大きく見やすいLEDライト内蔵のテンキーを採用しています。数字が見やすく押す感覚があるので、暗証番号の入力ミスを少なくすることが出来ます。
注意
ID-502はオートロック(自動施錠)にすることも出来ますが、電池の消耗が早くなるため、使用頻度が多い場所には手動施錠をお勧めします。テンキーカバーを上下するか、テンキーの#ボタンを押すことにより施錠します。
導入事例
室外側
ガラスが入った扉に設置した例です。シリンダー部に取り付ける電池錠も錠前が対応していないため取付けが出来ません。
室内側
室内側からの写真です。室内側の本体がスリムなため、見た目にもすっきりと取付けが出来ます
開扉
扉枠にモルタルが詰まっている事が多く、扉の側面からカンヌキが出る錠前(本締錠)を加工するには時間がかかります。
開扉
面付けタイプにすることにより扉の加工を最小限にでき、工事時間も大幅に短縮することが出来ます。
注意:ID-502はオートロック(自動施錠)にすることも出来ますが、電池の消耗が早くなるため、使用頻度が多い場所には手動施錠をお勧めします。テンキーカバーを上下するか、テンキーの#ボタンを押すことにより施錠します。
シーンに合わせた
2つの運用モードを用意
簡単登録の一般家庭向けモード
最大30枚までのカードを登録可能なモードです。本体にカードをかざすだけの「簡単登録設定」と、各カードに登録番号を決めて登録する「個別登録設定」の2つの登録モードがあります。
「簡単登録設定」は、一枚のカードを削除する場合も登録済の全てカードを削除する必要があります。「個別登録設定」は特定のカードの登録番号を削除することができ便利ですが、誰のカードに何番を設定したかを管理する必要があります。
賃貸マンション向けセキュリティモード
最大200枚までのカードを登録可能なマスターカード(管理者カード)を使った運用モードになります。
カードを登録・削除したり、暗証番号を変更する際にはマスターカードがないと変更できません。複数の扉に設置した場合でもマスターカードを共通にしておけばマスターキーのようにID
-502を解錠することも可能です。ガラス扉に設置の場合は
ガラス扉に設置できるデジタルロックID-303(両開き/片開き対応可能)
12mmのガラス扉に挟み込んで設置するので、扉の加工が必要ありません。ガラスの親子扉(受け側もガラス)にも、片側1枚扉にも取り付けが出来るストライクが付属されています。
- 左右勝手を自動認識して暗証番号表記を自動で修正します。
- パスワード、カード(Mifare)で解錠できます。
- ブザー音の音量設定を7段階で設定出来ます。
- テンキーにバックライトが付いているので暗い場所でも操作きます。
- 室内側が高温になると自動的に解錠します。
ID-303設置イメージ
室外側
両側ガラス扉に設置した施工例です。電気錠を加工してのカード運用はできません。
室内側
室内側からの設置写真です。本体がシルバーなので、違和感無く設置できます。
開扉
ガラス側面からはめ込むので、扉を外す必要はありません。
開扉
ストライク側の写真です。同じくガラス側面からはめ込みます。
設置の際は、洗剤を希釈した水をスプレーなどでガラスに吹き付けて濡らすことにより設置しやすくなります。水が乾くと固定されますが、本体が動く場合はコーキングなどで固定いてください。
注意:ID-303はオートロック(自動施錠)にすることも出来ますが、電池の消耗が早くなるため、使用頻度が多い場所には手動施錠をお勧めします。
テンキーカバーを上下するか、テンキーの#ボタンを押すことにより施錠します。